深田工業株式会社

Development

固定泡放出口実験

固定泡放出口実験

浮屋根タンクの泡放出口

特型泡放出口の模型実験

浮屋根・固定屋根タンクの泡放出口は、「放射した泡がタンク内壁面に沿って流下すること」が要求されます。

弊社内実験では、さまざまな放出口の形状や風の影響を調査して、今日の泡放出口設計に生かしています。

浮屋根タンク開放点検時の実機実験

泡の消火性能は、泡の性状に依存し、泡の性状は、泡消火薬剤や発泡器の種類、泡放出形状など様々な要因で変化します。

実際の防護区画に最も近い所にて泡の性状を調査することも、危険物防災メーカーに欠かせない責務です。

固定屋根タンクの泡放出口

底部泡注入方式(SSI)の長距離送泡実験

固定屋根タンクに設置する底部泡注入方式(SSI)の長距離送泡管に対する泡性状確認も行っています。

特殊なタンクの泡放出口

海上タンク用泡放出口の実験

国家石油備蓄基地の一部に採用されている海上タンクの泡放出口は、独自の基準が定められています。

海上タンクの泡の展開性能は、海上タンク形状に見合った独自のデフレクター形状と泡消火薬剤のコンビネーションによって、整合性が保たれています。(SSI)の長距離送泡管に対する泡性状確認も行っています。

泡展開実験

大型インナーフロートタンク用泡放出口の実験

インナーフロートタンクの巨大化に伴い、内部に支柱を有するタンクの中央部に泡を展開させる泡放出口が開発されました。

インナーフロートタンクには底部泡注入法(SSI)を使用できないため、このような支柱巻付型の泡放出口が開発されました(特許第4792484号)。

支柱巻付型の泡放出口は、大容量泡放水砲や三点セットなど、費用負担の大きな防災資機材の代替設備として期待が高まっています。